61歳パソコン教師の日記 NO.041 (2000.2.5)


神奈川はここ暫らく晴天の日がつづいています。気温も高く、外出にもコートがいらないほどです。午後からデジカメを持って散歩に出かけようと思っています。

皆さんは「クッキー」という言葉を聞いたことがありますね。今日はこのクッキーについて書くことにしましょう。

先日、読者の方からこんなメールが届きました。「西久保さんにメールを出すのは初めてですが、ホームページへは度々見に行ってますので、私のことはご存知でしょう」と書いてあるのです。

私のホームページでは、初めて訪れた時にお名前を入力してもらうようになっています。 次に訪れると「XXさん、あなたはYY回目のご訪問です」と表示されます。それで、私がホームページを訪れた人のお名前と回数を知っているものと思われたのですね。ところが、私の方では一切判らないのです。

エクスプローラで [Windows] フォルダを開いてください。[Cookies] フォルダがありますね。では、ダブルクリックをして開いてみましょう。沢山のテキストファイルがありますね。その中のひとつを開いてみましょう。英数字が数行書かれています。

私のホームページをご覧になったことがあれば、"@~nishikubo[1].txt" というファイルもあるはずです。その中には、あなたが最初に私のホームページを訪れた時に入力したお名前や訪れた回数がマシン語で書き込まれているのです。このクッキーは有効期限を過ぎると自動的に削除されます。

ホームページへ再度アクセスするとそのデータが呼び出され、画面に表示されるのです。私の方では、あなたのハードディスクの中に保存されているデータをあなたのモニタに表示させるためのスクリプトをトップページのソースの中に記述しているに過ぎません。

試しに "@~nishikubo[1].txt" ファイルを削除してみましょう。それから私のホームページへアクセスします。クッキーが見つからないので、あなたのお名前や回数が判りません。そこで、あなたは初めての訪問だということになり、「お名前を入力してください」という表示がされます。

しかし、クッキーはこのようなものばかりではありません。ほとんどのWebサイトは「CGI」という方法で、訪問者のデータを収集しています。あなたのパソコンのハードディスクにクッキーが作られてデータが記録されると同時に、Webサイトの方にも記録されるのです。

記録される内容はWebサイト側の設定によって違いますが、訪れた日時、回数、加入しているプロバイダ、アクセスポイント、直前のWebサイトのURLなどです。しかし、あなたの住所や名前、メールアドレスを知られることはありません。ただし、犯罪に関わるような場合には、加入しているプロバイダの記録を警察が調査すれば知ることが可能です。

自分の情報を知られるのが嫌な場合はクッキーを無効にすることができます。ブラウザの [ツール] →[インターネットオプション] とクリック →[セキュリティ] タブを開きます。 [レベルのカスタマイズ] ボタンをクリックして [セキュリティの設定] を表示します。[Cookie] 欄の [コンピュータに保存されているCookieの使用許可] と [セッションごとのCookieの使用許可] を [無効にする] にチェックを付け →[OK] →[OK] とクリックします。

Internet Explorer Ver.4 の場合は [詳細設定] タブを開き、[Cookie] 欄の [Cookieの使用をすべて無効] にチェックを付けます。

このように Cookie の使用を無効にした場合は自分の情報を隠すのですから、Webサイトによってはアクセスできません。特にインターネットショッピング、バンキング、株取引などお金が絡むサイトには絶対にアクセスすることはできません。