62歳パソコン教師の日記 NO.073 (2000.3.8)


皆さんは「WSH」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうね。これは「Windows Scripting Host」の略で、スクリプトを実行するためのスクリプトホストというものです。

「WSH」は Windows98 から標準装備されています。 Windows95 の場合はマイクロソフトのホームページから無償でダウンロードできます。

http://www.microsoft.com/japan/developer/scripting/

「スクリプトを実行するためのスクリプトホスト」といっても、何をするものなのか、どんなことが出来るのかピンときませんね。下手な説明をするよりも、簡単なものをひとつ作ってみましょう。

これは、Internet Explorer を自動起動して、予め登録しておいたホームページの中から選んで、直接アクセスするものです。お気に入りと同じようなものですが、より簡単にアクセスできます。

  1. 下記のスクリプトをコピーして [メモ帖] に貼り付けて下さい。
    画面に表示されているスクリプトはインデントが正しく表示されていませんので、[表示] →[ソース] とクリックして、[メモ帖] のスクリプトをコピーしてお使いください。ただし、各行末の <BR> は削除してください。



    myPage = InputBox("1 : Salty" & vbCR &_
    "2 : Yahoo! Japan" & vbCR &_
    "3 : Infoseek" & vbCR &_
    "4 : Magmag" & vbCR &_
    "5 : Vector")

    Set objIE = Wscript.CreateObject("InternetExplorer.Application")
    If myPage = "" Then WScript.Quit
    Select Case myPage
    Case 1
    objIE.Navigate2 "http://plaza27.mbn.or.jp/~nishikubo/"
    Case 2
    objIE.Navigate2 "http://www.yahoo.co.jp/"
    Case 3
    objIE.Navigate2 "http://japan.infoseek.com/"
    Case 4
    objIE.Navigate2 "http://www.mag2.com/"
    Case 5
    objIE.Navigate2 "http://www.vector.co.jp/"
    End Select
    objIE.Visible = TRUE



  2. [メモ帳] に貼り付けたら、→[ファイル] →[名前を付けて保存] とクリックします。→[名前を付けて保存] ダイアログが表示されます。

  3. [保存する場所] 欄は [デスクトップ] を指定します。
    [ファイルの種類] 欄は [すべてのファイル] にします。
    [ファイル名] 欄は [xxxxx.vbs] と入力します。"xxxxx" はお好きな名前を入力して下さい。

  4. [保存] ボタンをクリックします。→[デスクトップ] に "xxxxx.vbs" のアイコンが表示されます。これで完成です。

  5. このアイコンをダブルクリックします。

  6. [テキストボックス]にアクセスしたいホームページの番号を半角で入力します。→[OK] ボタンをクリックします。

  7. ブラウザが起動して [ダイアルアップの接続] ダイアログが表示されます。→[接続] ボタンをクリックします。
如何ですか?上手くいかない場合は「WSH」がインストールされていないことが考えられます。

  1. [スタート] →[設定] →[コントロールパネル] とクリック、→[アプリケーションの追加と削除] をダブルクリック、→ [Windows ファイル] タブを開きます。

  2. [アクセサリ] を選択して、→[詳細] ボタンをクリック、→[Windowsスクリプティングホスト] にチェックを付け、→[OK] →[適用] とクリックします。

  3. ここで Windows98 のCD−ROMを要求されますので、CD-ROMをセットして、[OK] ボタンをクリックすると、[ファイルのコピー] が始まります。終了したら、[OK]ボタンをクリックします。
スクリプトをあなたのお気に入りに書き換えて下さい。いくつでも登録出来ます。スクリプトを書き換える場合は次のようにします。

  1. デスクトップの "xxxxx.vbs" アイコンを [Shift] キーを押しながら右クリックします。→ [アプリケーションから開く] をクリックすると [ファイルを開くアプリケーションの選択] ダイアログが表示されます。

  2. [NOTEPAD] を選択して [OK] ボタンをクリックします。→ [メモ帳] が起動して、スクリプトが表示されます。

  3. スクリプトを書き換えたら、→[ファイル] →[上書き保存] とクリックします。
上記のスクリプトは [VBScript] 言語で記述していますが、[JScript] などの言語も用いることが出来ます。このような記述によって「WSH」の色々な機能を実行することが出来ます。面白そうだと思われたら、参考書を一冊買って勉強してみませんか?