64歳パソコン教師の日記 NO.1013 (2003.1.05)
No.1010 では「WinCDR」を使ってリカバリーCDを作成する方法を書きましたが、今日は「B's Recorder GOLD5」を使って、ブータブルリカバリーCD」作成する方法です。こちらはフロッピー起動ディスクが不要なので随分簡単ですよ。作成前の準備は「WinCDR」の場合と同じです。
「WinCDR」は「Melco CRW-40FB」という書き込み40倍速の CD-RWドライブに、「B's Recorder GOLD5」は「Ricoh MP5125A」という DVD+R/RWドライブに附属していたソフトです。
- 新しい CD-R メディアをドライブにセットします。
- 「B's Recorder GOLD5」を起動、→メニューバーの「ツール」タブを開き、→「HDD のバックアップ」クリックします。→「HDD バックアップウィザード」が起動します。
- バックアップするドライブ「C」を選択、 →「パーティション」にチェックを付け、→「次へ」ボタンをクリックします。
- 「未使用クラスタ検出」欄にチェックを付け、→「次へ」ボタンをクリックします。
圧縮して書き込む場合は、→「圧縮有」にチェックを付け、→圧縮レベルのスライダーを右方向へドラックします。この場合は「作業用ドライブ」が必要ですので、「C」ドライブ以外をしていします。
- 「ブータブル設定」欄は「汎用的な起動ディスクイメージより作成」を選択、→「「次へ」ボタンをクリックします。
- 設定の確認画面が表示されます。→「完了」ボタンをクリックします。
- メディアへの書き込みが始まります。1枚で間に合わない場合は表示される指示に従い、新しいメディアに入れ替えて「OK」ボタンをクリック、→書き込みを進めていきます。
- 全ての書き込みが終わったら「B's Recorder GOLD5」を終了します。以上でオリジナルリカバリーCDの完成です。
- リカバリーの際には、起動フロッピーディスクを使わずにリカバリーCDから起動しますから、バイオスでファーストブートをCD−ROMドライブに変更しておきます。
バイオスの起動は、機種によって違います。起動後のメモリーチェックを行っている間に、画面の左下に表示される「Setup Menu」に入るためのキーを押します。一般的には「Delete」キーを押します。
「Pheonix」バイオスの場合は「→」キーで「Boot」タブを開き、→「First Boot Devaice」欄に「ATAPI CD-ROM Drive」を表示させます。
「Award」バイオスの場合は「Advanced BIOS Features」を選択、→「Enter」キーを押し、→「First Boot Device」を「CD-ROM」にします。
【リカバリーの実行】
- Windows が起動しない状態の場合は、パソコンの電源を入れ、直ぐに作成したリカバリーCDをセットします。
Windows が起動する状態の場合は、作成したリカバリーCDをセット、→再起動します。
- 「B's Recorder GOLD Restore for DOS Version」 の青い画面が表示されます。 →「1.Test and Restore」を選択、→「Enter」キーを押します。
テストをせずに復元のみを行う場合は「3.Restore only」、テストのみを行う場合は「1」を入力、→「Enter」キーを押します。→復元が行われます。
- 復元が完了したら、→CDをドライブから取り出し、→再起動します。