65歳パソコン教師の日記 NO.1183(2003.8.6)


 待ちに待った真夏がやってきました。茹だるような暑さに、一日中水分ば かり摂っています。冷えたビールが旨い季節ですね。

 一昨日は朝からOSのインストールをしました。3台のハードディスクに 5種類のOSです。ドライバとアプリのインストール、続いてインターネッ ト接続やメールの送受信、LANの設定をOS毎にやるのですから時間がか かります。インストールの間にパソコンを1台組み立て、終わったのは夜中 でした。

 それから「Red Hat Linux」を起動、 あれこれ見て廻りました。何もかも 珍しく、初めての街に降り立ったような気分です。小鳥の囀りで朝になって いることに気が付きました。

 一昨日のマガジンに書いた「限定1台パソコン」の6人の方から申し込み のメールが来ましたので、最初に申し込まれた人にお売りすることにしまし た。申し込んで買うことの出来なかった人には、Cタイプを割引価格で販売 することとしました。

 午後から町田市までヘミングパソコンのパーツを買いに出掛け、組み立て たパソコンの発送を終えた頃には疲労困憊、マガジンを書かずに9時に寝て しまいました。

 アクセスカウンターヒットのご連絡は多数の方から届いていますが、この 一週間の一日の睡眠時間は3時間ほどという忙しさで、プレゼントCDを作 成することが出来ませんでしたので、今朝は3時から起きて作成しました。


【Red Hat Linux 9】

 さて、Red Hat Linux ですが、まだ起動した時間は僅かです。起動時には ユーザー名とパスワードの入力が必須なのは面倒です。まだ、多くの部分で 解らないことがほとんどです。

 Linux は、フィンランドのライナス・トーバルスという人が作成したオペ レーションシステム(OS)の基礎となるカーネルです。そのプログラムの ソースを公開し、世界中のプログラマーが協力して改良を続けています。

 そのソースは誰もが自由に利用することが出来ます。このカーネルにシェ ル・エディタ・アプリケーションなどを加えてパッケージ化したものをデス トリビューションと言い、Red Hat はその一つです。

 他にも色々な Linux のデストリビューションがありますが、 Red Hat は シェアの50%を超え、世界で最も使われている Linux のデストリビュー ションです。

 Linux は、Windows を上回る安定性があり、低性能パソコンでも動かすこ とができると言われており、これまでは主にサーバー用途に使われてきまし た。しかし、マウスを使って普通の作業をする場合はパワーが必要です。

 下記は Red Hat 社の推奨最低スペックです。Windows XP よりもパワーが 必要だということです。 私が試してみた限りでは、Windows XP がストレス も感じなく動く 400MHz、256MB マシンで、 Red Hat Linux 9 の動きはかな り鈍いです。CPUが 1GHz 以上なら大丈夫でしょう。勿論、サーバーとし て使うのなら低性能マシンでもOKです。

    Red Hat Linux   Windows XP
CPU 400MHz       300MHZ
メモリ 192MB       128MB
 Microsoft Windows をはじめ、ほとんどのソフトは1個のパッケージから 複数のパソコンにインストールすることは違法行為になりますが、Linux は それがOKなのです。嬉しいことですね。

 Microsoft Office と同等の機能を持つ統合ソフト Open Office など、色 々なフリーソフトがあり、それらが Red Hat Linux 9 に含まれています。 私が買った参考書(\2200)にも Red Hat Linux 9 の三枚組のCD−ROM が付属していました。

 学校や企業などでは多数のパソコンを使っています。それらには、ボリュ ームライセンス版のOSやアプリがインストールされています。市販されて いるパッケージ版と比べるとかなり安価だそうですが、数百台、数千台規模 になるとかなりの額です。

 日本の官庁や公立学校などで使っているパソコンの数はどのくらいあるの でしょう。数百万台として、1台に要するソフト代が1万円とすると、数百 億円ということになります。1千万台なら1千億円です。ソフト代が2万円 なら2千億円です。

 公的機関が率先して Linux に切り替えればこの費用が無くなります。 タ バコの値上げや発泡酒の増税などをしなくても済んだのではないでしょうか。 政治家や官僚は節約という言葉を知らないようです。

 不景気が長引く中、民間企業ではサービス残業という言葉が生まれました が、公務員は世間の現状には無関係です。残業手当を貰って、帰途はタクシ ーです。数時間の残業をして、帰宅のタクシー代が数万円でも役所から渡さ れたチケットで払うのです。民間企業でいえば平社員クラスでもそうなので す。

 民間企業では、終電車に間に合わなかったら帰宅を諦め、一泊数千円のビ ジネスホテルに泊まることが出来れば良い方です。事務所で夜を明かすケー スも多いでしょう。公務員と民間企業の社員には大きな落差があります。

 公務員は国民のために働くことが仕事です。ところが、官僚たちは天下り 先の確保しか考えていません。数千億円の税金を使って天下り先を作ること に専念しています。天下り先が破綻して、数千億円もの損失を生じても、誰 も責任を取りません。民間企業では考えられないことです。

 最近、北朝鮮拉致被害者を支援するという名目で、あちこちで募金活動を 行っている団体がありますが、TVの報道によると、集まったお金のほとん どをその団体が着服しているそうです。

 国民が汗水流して働いて得た収入から否応なしに税金は徴収されます。そ のお金が国民のために使われれば良いのですが、現実はそうではありません。 政府のやっていることも同じようなものではないでしょうか。

 いつものことながら、ちょっと脱線してしまいましたね。あまりボロが出 ない内に退散します。えーっ、もうボロが出てしまいましたか! それでは終 わりにします。