65歳パソコン教師の日記 NO.1195 (2003.08.18)
私は日頃から、ハードディスクはパーティションに分割し、Cドライブは
OSとアプリケーションソフトのインストールのみに使うよう、お勧めして
います。その上で、CドライブのリカバリーCD(DVD)を作成しておけ
ば、トラブルが発生したり起動できなくなった場合に、簡単に復元すること
が出来ます。
Cドライブにデータファイルを保存してはいけないのは、リカバリーを実
行すると、リカバリーCD(DVD)を作成した時点に復元されてしまうか
らです。リカバリーCDを作成した後に上書き保存したファイルは以前の状
態に戻り、新規作成したファイルは消えてしまいます。
「Outlook Express」のメールデータの保存場所はCドライブになっていま
すから、これも他のドライブに変更しておきます。「ツール」→「オプショ
ン」とクリック、→「メンテナンス」タブを開き、→「保存フォルダ」ボタ
ンをクリック、→「変更」ボタンをクリック、→保存するフォルダを指定、
→「OK」→「OK」→「OK」とボタンをクリックします。
Windows Me/XP には「システムの復元」機能がありますが、あまり過信し
てはいけません。あるべき復元ポイントがなかったり、復元に失敗すること
も度々あります。私はCドライブのリカバリーDVDを作成していますから、
この機能を無効にしています。
- 「Windows XP」で「システムの復元」を無効にする
- 「スタート」ボタンをクリック、→「マイコンピュータ」を右クリック、
→「プロパティ」をクリックします。→(システムのプロパティが表示さ
れます)
- 「システムの復元」タブを開き、→「すべてのドライブでシステムの復元
を無効にする」にチェックを付け、→「OK」ボタンをクリックします。
- ※
- ドライブ単位で無効にする場合は「利用可能なドライブ」の一覧でドラ
イブを選択、→「設定」ボタンをクリック、→「このドライブのシステ
ムの復元機能を無効にする」にチェックを付け、→「OK」ボタンをク
リックします。
- ※
- この画面で、システムの復元に使用するディスク領域を変更出来ます。
- 「Windows Me」で「システムの復元」を無効にする
- デスクトップの「マイコンピュータ」を右クリック、→「プロパティ」を
クリックします。→(システムのプロパティが表示されます)
- 「パフォーマンス」タブを開き、→「ファイルシステム」ボタンをクリッ
クします。→(ファイルシステムのプロパティが表示されます)
- 「トラブルシューティング」タブを開き、→「システムを復元しない」に
チェックを付け、→「OK」→「OK」とボタンをクリックします。
- ※
- システムの復元に使用するディスク領域の変更は「ハードディスク」タ
ブを開いて行います。