65歳パソコン教師の日記 NO.1212 (2003.09.07)


 昨夜は涼風が窓から入り、寝るには勿体ないほど爽やかでした。深夜まで パソコンで音楽を聴いて過しました。今日も涼しく、秋の気配を感じていま す。酒が旨い季節になりましたね。

 先月30日に、母の看病で山形の実家へ行った女房が今夜帰ってきます。 四月に医者から覚悟しておくようにと言われてから、毎週土曜日に発ち、日 曜の最終で帰って来るパターンが続いています。時には、今回のように翌週 の日曜日に帰ってくることも度々です。

 親孝行は生きている内です。後悔しないよう、出来る限りのことをしなさ いと言っています。私は一人暮らしの経験は永いですから良いのですが、女 房の健康が心配です。女房が帰宅してから何もしないように、先ほど、掃除 ・洗濯と食事の用意も済ませました。

【ウィルス騒動】

 掲示板に「ウィルス対策をしていない場合はアクセス禁止にして欲しい」 というご意見がありました。被害者としては尤もなことです。今回のように、 日に数十通のウィルスメールを送り付けられては憤りを覚えるのも無理あり ません。

 ウィルス対策を講じていればウィルスに感染することはありませんが、受 信して削除するという手間を強いられ、不快な気分を味あわされるのですか ら、これはもう被害者です。

 これに対する反応は「初心者には優しく寛容に」という考えがほとんどで す。私も「初心者には優しく寛容に」と日頃から心がけています。どんな初 歩的なことでも結構ですから、疑問があれば「PC質問箱」に書き込んでく ださいと勧めています。

 しかし、こと「ウィルス」に関しては違います。昨今のウィルスは世界中 に猛威を揮って莫大な損害を与えており、テレビや新聞でも度々報じられて いますから、パソコンをやらない人でも、ウィルスの脅威は知っているでし ょう。ましてや、パソコンでインターネットに接続している人が知らないと いうことはないでしょう。寛容と容認は違います。

 私はこのマガジンで度々ウィルスについて書いてきました。ウィルス対策 を講じなければ、ウィルスに感染して被害者になった途端、一変してウィル スを送りつける加害者になるのです。マガジンを購読していても読んでいな いのか、読んでも無視しているのでしょうか。自分の無力を感じました。

 世間ではウィルスで大騒ぎしているけれど、自分だけは大丈夫だと高を括 って、ウィルス対策を怠っている人が未だにいることは残念なことです。初 心者よりも、このような人がウィルスに感染して加害者になっているのです。 パソコンの知識ではなく、常識が必要なのです。

 私もパソコンを初めて間もない頃は、ウィルスに感染してもハードディス クをフォーマットして、OSのクリーンインストールをすれば良いと考えて いました。当時のウィルスは、システムに損害を与えますが、最近のウィル スのように、ウィルスが勝手にウィルスメールを送信することはなかったか らです。

 ウィルスは日々巧妙になり、悪質になっています。最近のウィルスは、被 害を拡大するために鼠算的にメール送信者を増やします。対策もこれに合わ せて変えていかなければならないのです。

 ウィルス対策はインターネットに接続する者のマナーというよりも、今や 義務なのです。この義務を実行しない者は、インターネットに接続する資格 はないと思っています。

 今回のウィルス騒動では、最初に感染してウィルスメールの送信者となっ た人、そのメールを受信して次のウィルスメールの送信者となった人など、 IPアドレスから複数いることは判明しています。

 悪意でやったことではありませんが、未必の故意です。その結果、ヘミン グメイト1100人に甚大な迷惑をかけたのです。加害者はプロバイダから 注意を受けたでしょうから、自分だと解っているはずです。この度の経験を 今後に活かして下さることを願っています。

 今回のウィルス騒動で、一人の方からヘミングメイトを退会したいという メールがきました。ウィルス対策をしていれば怖れることはないと伝えまし たが、「避けられる事は避ける」というご返事でした。このようなお考えも 私にとっては残念なことです。

 一番憤りを感じるのは、ウィルスを作る輩とその亜流を作る輩です。その 知識を良い方向に使えばお金も儲かるでしょうに・・・。と思いますが、大 きな被害を与えるウィルスを作ると、その技術が認められて、ウィルスソフ ト会社に高額でスカウトされるという話も耳にします。

 彼らを助長しているのは、ウィルス対策をしない一般ユーザーなのですよ。 八月のウィルス騒動で、ウィルスソフトの売り上げが6倍になったそうです。 マッチポンプではないことを信じたいですね。

 不心得なウィルス感染者が、周りの人たちに甚大な被害を与えたことは事 実です。この被害をなくするためにも、ウィルス対策をしていない場合は、 ホームページへのアクセスを禁止にしたいと思いますが、それは技術的に不 可能ですのでご了承ください。

 SALTYホームページへアクセスする人は、マガジンの読者とは限りま せん。SALTYをウィルスに対する知識を広める場にしていきたいと思っ ていますので、皆さんのご協力をお願いします。

 これまでは、ヘミングメイトへの入会資格は一切ありませんでしたが、今 回のウィルス騒動を教訓として、ウィルス対策を講じていることを入会の条 件にしたいと考えています。世話役の徳さんと相談することにします。