65歳パソコン教師の日記 NO.1238 (2003.10.07)


【アプリケーションとレジストリ】

 コンピュータのソフトウェアには「Windows」のように、 システムを管理 し、基本的なユーザー操作環境を提供する「基本ソフト(オペレーティング システム)」と、「word」や「Excel」のように、 ユーザーの目的に応じて 使う「応用ソフト(アプリケーションソフト)」があります。

 パソコンにアプリケーションをインストールすると、その情報がOSの中 の重要な部分である「レジストリ」に記録されます。「レジストリ」はドラ イバやアプリケーションの動作に関する設定情報を記録するファイルです。

 以前はこれらの情報を、拡張子が「ini」の多数の「INIファイル」などに 記録されていましたが、「Windows 95」からこれらを「レジストリ」に纏め、 一元管理ができるようになりました。

 アプリケーションは、この情報によって使用できるのですから、他のパソ コンにインストールしたアプリケーションをフォルダごとハードディスクに コピーしても、レジストリにその情報がありませんから使用できません。

 アンインストールする場合も、フォルダごと削除すると「レジストリ」に 情報が残ってしまい、エラーが表示されることもあります。アンインストー ルは、アプリケーションに付属の「アンインストーラー」、または「プログ ラムの追加と削除」から行わなければなりません。

 このように、インストールされたアプリケーションはOSと密接な関係に ありますから、OSと同じ起動ドライブにインストールするのが正しい方法 なのです。

 OSのクリーンインストールを行うと、アプリケーションの情報は「レジ ストリ」にありませんから、新規にアプリケーションをインストールしなけ ればなりません。アプリケーションをDドライブなどにインストールしてお いても、それを使用することはできないのです。

 ただし、アプリケーションの中には「レジストリ」に記録しない簡単なも のもあります。このようなアプリケーションは、フォルダごとハードディス クにコピーすれば使用できますし、アンインストールもフォルダごと削除す ればOKです。

 OSのクリーンインストールを行う度に、ドライバやアプリケーションの インストールと、色々な設定を行わなければなりません。OSのクリーンイ ンストールよりもこの作業の方が数倍も大変なのです。

 これらの作業を完了して、パソコンが快適な状態の内に「リカバリーCD (DVD)」を作成しておくことをお勧めします。リカバリーを実行すると OSのインストール、ドライバやアプリケーションのインストール、各種設 定が一度で完了します。「リカバリーCD(DVD)」の作成方法はバック ナンバー1192」をご覧ください。