65歳パソコン教師の日記 NO.1240 (2003.10.09)


【マスターブートレコード(MBR)の修復】

 昨日のマガジンでもちょっと触れましたが、ハードディスクにはどのパー ティションにも属さない「MBR」という領域があります。バイオスが起動 して、そのプロセスが終了すると、ここに収められている小さなプログラム が呼び出されます。

 このプログラムが起動すると、アクティブなパーティションを探し出し、 そこに書き込まれているOSを起動する出発点となる「イニシャルプログラ ムローダー(IPL)」を呼び出します。

 このように、「MBR」は単に「IPL」を呼び出すだけの役目ですが、 OSを起動するための通過点です。「MBR」が破損すると、ここで止まっ てしまい、OSを起動することができません。

 しかも、「MBR」は破損しやすいのです。Windows のロゴが表示される 手前で止まってしまう場合は「MBR」の破損と考えてみるべきでしょう。 では、そのような場合の「MBR」の修復方法です。

■Windows 98/Me の場合

  1. 起動ディスクをセットして、→パソコンの電源を入れます。→(MS−D OSモードが起動します。


  2. プロンプト(A:\>)に「fdisk /mbr」と入力、→「Enter」キーを押します。


  3. 再びプロンプトが表示されたら修復は完了です。→「Ctrl」+「Alt」+「D elete」キーを押して「Windows」を起動します。


■Windows 2000/XP の場合

  1. バイオス画面でファーストブートドライブをCD−ROMにします。バイ オスの起動と設定の方法はパソコンに付属のマニュアルかバックナンバー をご覧下さい。


  2. 「Windows」のシステムCD−ROMをセットして、 →バイオス画面から 抜けると、→CD−ROM内のシステムで起動します。


  3. 青い画面がしばらく続き、→「セットアップへようこそ」の文字が表示さ れます。 →画面の表示に従って「R」キーを押し「修復ステップ」に入り ます。


  4. 「半角/全角」キーを押し、 →「Y」キーを押し、→「Enter」キーを押し ます。 →(しばらくすると「Windows 2000(XP) 修復オプション」が表示 されます。


  5. 「C」キーを押して「回復コンソール」に入ります。


  6. 「1」キーを押し、→「Enter」キーを押します。


  7. 「Administratorのパスワードを入力して下さい」と表示されたら、 →パ スワードを入力して、→「Enter」キーを押します。


  8. パスワードを設定していなければ、何も入力しないで「Enter」キーを 押します。


  9. プロンプトに「fixboot」と入力、→「Enter」キーを押します。


  10. 「新しいブートでセクタは正しく書き込まれました」と表示されたら、→ プロンプトに「exit」と入力、→「Enter」キーを押します。→(Windows が起動します。



【Windows XP の Boot.ini の修復】

 Windows XP の起動時に 「コンピュータディスクハードウェア構成の問題 のため、Windows を起動できませんでした」と表示される場合は「Boot.ini」 ファイルが破損している可能性があります。

  1. 「H.」で「bootcfg /rebuild」と入力、→「Enter」キーを押します。



【Windows XP のカーネル関連ファイルの修復】

  1. 「J.」で解決されない場合は、下記の方法でカーネル関連ファイルを修復 します。


  2. 「H.」で「expand Q:\i386\ntoskrnl.ex_ C:\windows\system32」と入力、 →「Enter」キーを押します。

  3. 「ntoskrnl.exe を上書きしますか?」と表示されたら、→「Y」キーを押 し、→「Enter」キーを押します。