66歳パソコン教師の日記 NO.1407(2003.04.19)


【ハードディスクとバックアップ】

 マガジンで度々書いたからなのか「Acronis True Image」をお買いになっ た人が多いようですね。このソフトを使って起動(C)ドライブをバックア ップしておき、万一の場合に短時間でリカバリーすることができます。

 既製品パソコンに付属のリカバリーCD−ROMは、工場出荷時状態に戻 すものですから、リカバリー後にはアプリや増設デバイスのドライバのイン ストール、各種設定が必要ですが、「Acronis True Image」のリカバリーは、 バックアップした時の状態に戻りますので、リカバリー後の作業は一切不要 です。

 バックアップを保存するドライブは、作成する以外のドライブでなければ なりません。ハードディスクが1台しか搭載していなくても、それを複数の パーティションに分割してあればOKです。 「Windows 2000/XP」なら簡単 にパーティションに分割できます。バックナンバー「1325」に詳しく書いて ありますのでご覧ください。

 USB接続などの外付けハードディスクにバックアップすることは可能で すが、起動ディスクを使って起動した場合はこれらのドライブは認識されま せんから、リカバリーには使うことができません。ただし、外付けでもSC SI接続のハードディスクはOKです。

 ハードディスクのクラッシュを考えると、容量は小さくても2台目の内蔵 ハードディスクを搭載するのがベストです。転送速度が他のデバイスと比べ て断然速く、しかも安価だからです。

 ノートパソコンやスリムタイプパソコンの場合は、空きベイがありません から、ハードディスクの増設はできません。現在のハードディスクの容量が 小さい場合は、大容量ハードディスクに換装しなければなりまえん。


【既製品PCとオーダーメードPC】

 オーダーメードパソコンのほとんどはミドルタワー型ですが、既製品デ スクトップパソコンはスリムタイプが主流です。これらには空きベイや空き PCIスロットもないのが普通ですから、将来の拡張は望めません。

 パソコンの大敵は熱です。高性能パソコンほど高熱を発します。その対策 には複数の冷却ファンと空間が必要ですが、スリムタイプでは不可能です。 これから購入するなら、ミドルタワー型をお勧めします。幅はスリムタイプ と10センチほどしか違いません。外付けデバイスを使うと余計にスペース が必要です。

 既製品パソコンの場合は、ハードディスクがCドライブしかない、または、 Dドライブがあるけれど僅かな容量しかないというケースがほとんどです。 購入したら最初にハードディスクをパーティションに分割するのが良いでし ょう。

 既製品パソコンにはリカバリーCD−ROMだけで、ウインドウズのシス テムCD−ROMが付属していないケースが多いので、購入される前に確認 されると良いでしょう。