65歳パソコン教師の日記 NO.1465(2004.07.04)


【Windows XP の「ナレーター」】

 「No.1456」で「エクセルの読み上げ機能」について書きましたが、Windo ws XP」にも英文の読み上げ機能「ナレーター」があります。 この実行ファ イルは「C:\WINDOWS\system32」フォルダ内にある「narrator.exe」です。

  1. 起動するにはエクスプローラで「C:\WINDOWS\system32\」フォルダを開き、 →「narrator.exe」ファイルをダブルクリックします。または「スタート」 →「ファイル名を指定して実行」とクリック、→「名前」欄に「narrator」 と入力、→「OK」ボタンをクリックします。→(「ナレーター」が起動 します。)

  2. 「OK」ボタンをクリックすると 「Microsoft Sam」がデスクトップに表 示されているアクティブウインドウの英文を読み上げてくれます。

  3. 「音声」ボタンをクリックすると「音声の設定」画面が表示されます。読 み上げる速度、音量、声の高さを変更出来ます。


   今日はヘミングメイト「No.145 村上公彦さん」 からお寄せいただいた詩 をご紹介します。

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【紫陽花の頃の思い出】

何処までも続く二本のレ―ル 何処までも続く思い出


降り立つ港のターミナル駅   霞むベイブリッジ

漂うユリカモメ   潮の香り  フェリ―の別れ

振る手に答えて  そっと上げた手 サヨウナラ!

去りゆく影   もう逢えないとは知らず・・・ 

陽光の中に消え入る船  キラキラと打ち寄せる波

サンセットビ―チ  帰る海鳥 暮れる島影

港の酒場 揺らめくネオン シナモンの香り

黄昏の街 肩を濡らす銀色の雨  濡れる子猫

タ―ミナルのざわめき  憩いの灯ともす家々

過ぎ去る街の灯り  滲む赤い灯  踏み切りの音

誰も降りない小さな町の駅  壊れた椅子2つ

街灯ひとつ 紫陽花の花壇  客の居ない屋台

すれ違うパラソル  移り香  遠のく靴の音

雨上がりの歩道 流れる霧 静寂の町 点滅信号

通り過ぎる町  遠のく町  深々と更けゆく夜


【小さな城下町の思い出】

何処までも続く二本のレ―ル 何処までも続く思い出

明けゆく街  朝霧の中の街路樹  消えていない街灯

始発のバス  コ―ヒ―の香り  小さな喫茶店

カプチ―ノ    バッハの曲    木の椅子

キラキラ輝く瞳 スプ―ンに触れて鳴るカップ

拭くル―ジュ  チェックのハンカチ  ミントの香り

指差す白い手  翔ぶ小鳥  頬にかかる髪 はにかみ


そよぐ産まれたばかりの若い風  弾むパッション

聞こえる琴の音   格子戸   路地の植木鉢

石段  天守閣  のぼり坂   触れ合う手

飛ぶ雲  行く雲  山なみ 市街地の風景


別れ スティション  時刻表  時計 入場券

サヨナラの手に答えてそっと上げる手 ホ―ムの花壇

遠くなる君  出来たばかりの思い出  三日月の宵

駆けぬける街 君住む街ロ―ズタウン 二本のレ―ル

何処までも続く二本のレ―ル 何処までも。


【坂町、寺町、港町の思い出】

何処まで続く二本のレ―ル 何処まで続く思い出

暮れて降り立つ海沿いの町 運転手のいないタクシ―

汐の香り  壊れた看板  風に揺れる赤ちょうちん

歩行者用信号機の音 点滅する青 発車する下りの列車

大きく昇る満月  坂道  鐘楼  お堂の屋根の稜線

音もなく出て行く内海航路の船 黒い影だけのクレ―ン

遠く連なる墨絵の島々 灯台の明かり ム―ンライトタウン

月明かりに照り返す家の屋根 まほろばの様な町々

駆け寄る人影 和服の裾 触れ合う手 レモンの香り

客間の賑わい 心尽くしのご馳走 交わす旨酒 切子の盃

止まる時間 弾む話 わらう君 白きうなじ 紅の帯締め


玄関の明かり  見送りの人達 揺れる灯篭の灯り

途中まで送る君 もういいという僕 千切れそうに手を振る君

その手に答えて手を振る坂道  寺町 坂町 港町

月光に眠る町 静寂の街 幻想の町ム―ンライトタウン

人けのない待合室 親切な駅員 掃いたばかりのホ―ム

一人だけベンチにいるホ―ム 12時を回ったホ―ムの時計

月の光に白いレ―ル 4本のレ―ル 青に変わった信号灯

ライトを振る駅長  入る終電車 ガラガラの最終便

振りかえる君の家の有りそうな辺り 見えない君の家

こみ上げる慕情 抑えきれない恋情 揺れるつり革

遠くなる 遠くなる君の町 ム―ンライトタウン

何処までも続くレ―ル 何処までも続く思い出。

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