66歳パソコン教師の日記 NO.1472 (2004.07.12)


 私宛にメールでご質問されても、個別に回答をするのは時間的に無理です とお断りしていますが、ご質問されるのは構いません。読者の皆さんのため になると判断した場合は、マガジンで取り上げるようにしています。最近は ハードに関するご質問が多く寄せられていますので、その中から初歩的なこ とをいくつか書きます。


【電源の切断】

 昨日の神奈川は、お昼前後の2時間ほど強い雨が降り、雷が鳴り続けまし た。横浜では雹も降ったそうです。落雷は怖いですね。万一の場合、パソコ ンが一瞬でスクラップになります。雷ガードを使用するようお勧めします。

 私は雷ガード付きタップを使用していますが、念のために壁のコンセント からタップのコードを抜きました。雷ガード付きタップは、パソコンショッ プで2千円ほどで売っています。

 ウインドウズを終了してすべてのLEDが消灯しても、パソコン内には電 気が流れていますから、そのままでは僅かですが電気を消費し続けています。 長時間使用しない場合は、タップまたはケース背面の電源スイッチを切る、 または壁のコンセントからコードを抜くようにしましょう。


【電源】

 電源スイッチを押しても反応しないことが度々起きる場合は、スイッチの 故障よりも電源の寿命のケースが多いのです。その場合は新しい電源に換装 することが必要です。電源とハードディスクは消耗品とと考えるべきでしょ う。

 起動中に突然電気が切れてしまうことがあります。これは電源のパワー不 足です。色々なパーツを増設したり、上位のパーツに換装すると消費電力が 増加します。

 普通なら300Wの電源で充分ですが、ハイスペックのパソコンの場合は 350W以上の電源に換装すると安心でしょう。


【騒音】

 パソコンの騒音の元凶はファンの回転音です。パソコンには冷却のために 色々なファンが装着されています。CPUファン、チップセットファン、吸 気ファン、排気ファン、電源ファンなどです。

 騒音を低くするためには、各ファンを静音ファンに換装します。CPU、 チップセット用には、ファンレスのヒートシンクもあります。グラフィック ボードにもファンが付いていますが、ファンレスのヒートシンクを搭載した ものもあります。

 パソコンの起動時には各ファンが高速回転を続けていますから、年月が経 つと騒音が高くなります。どのファンの騒音が高いかを調べるには、一つず つファンの電源をマザーボードから抜いて起動して確認します。

 温度が低い時はファンの回転数を下げて騒音を減らすファンコントローラ ーというものもあります。5インチベイに装着し、複数のファンの回転数を 個別に調整出来ます。


【本体ケース前面の端子(ポート)】

 「ケース前面のマイクとスピーカー端子を使用することができない」とい うご質問をいただきました。

 最近のパソコンケースの前面には、USB・IEEE1394・マイク・ フォーンなどの端子が付いているものが多いですね。しかし、端子があるか ら使用出来るとは限りません。

 マイクとフォーンは、背面か前面のどちらか片方でしか使用できません。 前面を有効にするには、マザーボードのフロントオーディオコネクタのピン で行います。ピンを挿す位置は、マザーボードの説明書に載っています。

 前面のUSB・IEEE1394端子を使用可能にするには、マザーボー ドのそれぞれのコネクタに繋がっていなければなりません。コネクタに空き がない場合は、それぞれの内部コネクタ付きボードをPCIスロットに装着 し、そこに繋ぎます。


【ファーストブートドライブ】

 「Acronis True Image」でCドライブをバックアップをした後、リカバリ ーをするために起動用CD−ROMをセットして電源を入れたけれど、ウイ ンドウズが起動してしまい、リカバリーをすることが出来ないというご質問 です。

 CD−ROMから起動するには、バイオスでファーストブートドライブを CD−ROMに変更しておくことが必要です。

 バイオスの初期設定では、ファーストブートドライブはフロッピードライ ブになっています。そのため、起動ディスク以外のフロッピーを挿入したま までは起動出来ません。

「Windows 2000/XP」の場合は、ファーストブートドライブをCD−ROM に変更することが必要です。セカンドブートドライブはハードディスクです。 この場合、フロッピーを挿入したままでも起動出来ます。