67歳パソコン教師の日記 NO.1703(2005.5.19)


二日間休刊してしまいました。月曜日、隣の市に住むヘミングメイトのK さんが、パソコンの具合が悪いので診て欲しいという電話をいただき、一昨 日の午前中にパソコンを車に積んで来られました。

 パソコンはNEC製で「Windows Me」がプリインストールされており、デ ィスプレイは17インチ超のワイド画面、TVの視聴も可能です。3年前の 購入時は40万円近くはしたでしょう。

 ハードディスクは「80GB」あるのですが、 Dドライブが「4GB」、残りは すべてCドライブになっており、ほとんどのデータはOSやアプリのファイ ルとごちゃ混ぜでCドライブに保存されています。

 最近、このパソコンの調子があちこち悪くなったので、いっそのことOS を「Windows XP」にアップグレードして欲しいということです。アップグレ ード用のOSを持参されました。

 パソコンに付属しているのはリカバリーCD−ROMのみです。とりあえ ずリカバリーを実行することにしましたが、その前にデータのバックアップ をしなければなりません。

 省スペースタイプなので、1本のIDEケーブルにハードディスクとコン ボドライブを繋いでいます。コンボドライブを取り外し、別のハードディス クを繋ぎ、データをこのハードディスクにコピーしました。

 リカバリーの前に「FDISK」でパーティションを切り直しました。 すべて の領域を削除し、→「基本 MS-DOS 領域」を作成、→残りを「拡張領域」に します。 「拡張領域」を「論理ドライブ」に分け、→「FAT32」でフォーマ ットます。

 これでやっとリカバリーを行えますが、リカバリーCD−ROMを使うの で、コンボドライブをハードディスクと交換して元に戻します。省スペース タイプですから、ケース内部に空間はほとんどありません。交換作業も一苦 労でした。

 しかも、ファンはCPUと電源の二ヶ所だけ、ケースにはファンが付いて いないのです。これでは真夏になるとかなりの高熱になり、パフォーマンス が低下することでしょう。

 リカバリーが完了したので、またコンボドライブとハードディスクの交換 です。バックアップしておいたデータを既存のハードディスクに戻し、また またハードディスクとコンボドライブの交換です。

 次は「Windows Me」から「Windows XP」にアップグレードしました。とこ ろが、画面が中央部に小さく表示され、音も鳴りません。ディスプレイとサ ウンドのドライバが「Windows XP」には対応していないのです。

 ディスプレイのドライバはNECのサイトからダウンロードしましたが、 サウンドのドライバはありません。サポートセンターに問い合わせたところ、 やはり無いのだそうです。

 「Windows XP」にアップグレードしても音が鳴らないのでは困りますから、 「Windows Me」に戻し、設定やアプリのインストールを行いましたが、いろ いろなトラブルが発生します。

 夜になっても解決の目処が立たないので、Kさんはパソコンを置いて帰ら れました。私はその後何度もリカバリーを繰り返し、とうとう徹夜になって しまいました。朝になってKさんから「昼過ぎに行きます」という電話が入 りました。

 それまでに「Windows Me」を正常に使用できるようにしておこうと、リカ バリーやクリーンインストールを何度も試みました。同じ操作でリカバリー をやっているのに、その都度トラブルの個所が変わります。

   今度は「Internet Explorer」と「Outlook Express」を起動しようとする と、プロバイダ「BIGLOBE」への入会を勧める広告が表示されてしまいます。 ショートカットのプロパティのリンク先欄は間違っていません。それなのに 「BIGLOBE」の広告が開くのですからなんとも不思議です。

 サポートセンターへ問い合わせましたが原因は判りません。「再度リカバ リーを行ってください」と言われ、リカバリーを行いましたが、結果は同じ です。

 前日から十数回もリカバリーを繰り返し、やっと正常にリカバリーができ ました。それから設定とアプリのインストールを行い、気が付くと夜になっ ていました。Kさんはパソコンを車に積んで帰りました。

 前日の昼前から30数時間ぶっ通しでやっていました。その間、食事も一 切摂らずにいたのですからさすがに疲れました。食事の支度をするのも面倒 なので、何も食べずに寝てしまいました。

 以前は2〜3日の徹夜をしても平気でしたが、1月から病気だったので今 年初めての徹夜は体に応えました。食事を摂る時間も惜しんで熱中する悪い 癖は直さなければならないと思いました。