67歳パソコン教師の日記 NO.1777 (2005.08.22)


 一昨日・昨日と二日間マガジンを休んでしまいました。ヘミングパソコン の修理や新規製作などで忙しかったためでしたが、故郷北海道の駒大苫小牧 高の二連覇の偉業、大好きなボクシングの亀田興毅の東洋太平洋フライ級タ イトル奪取は確り見ました。世界チャンピオンが見えてきましたね。

 修理といってもハードの故障ではなく、何らかの操作ミスなどによる不具 合がほとんどです。あちこち弄っている内にだんだんおかしくなり、ついに 起動しなくなった、というようなソフト面のトラブルです。

 パソコンの電源を入れると「バイオス」が起動して、メモリチェック、起 動デバイス選択、CPU・メモリの動作設定、グラフィックの選択など、パ ソコンの起動や基本的なハードに関わる設定を行います。

 次に、パーティションの情報や起動ドライブの設定を保存している「マス ターブートレコード)」を確認、 →この中の「ブートローダー」がウインド ウズを起動する準備を行います。

 バイオスやマスターブートレコードなどが破損すると、起動の途中で止ま ってしまい、ウインドウズを起動することができません。今日のマガジンは そんな時に役立ててください。


【バイオスを工場出荷時状態に戻す方法】

 パソコンの電源を入れ、→POST画面で表示された「Delete」「F1」な どのキーを押してバイオスを起動、→バイオスを工場出荷時状態に戻すこと ができます。

 下記は「取扱説明書」の抜粋です。二つのディフォルトがあるのが普通で す。どちらを選択するか、バイオスやマザーボードメーカーによって異なり ますのでご注意ください。

Award BIOS (GIGABITE Motherboard)
○Load Optimized Defaults
出荷時デフォルト値およびシステムが自動検知するチップセット機能がロ ードされます。
×Load Fail-Safe Defaults システムパラメータの最適値で構成され、システムに最低限の性能で動作 します。

AMI BIOS (MSI Motherboard)
×Load High Performance Defaults システム性能を上げようとして、ほとんどのタイミングがきつくなります。
システムが不安定になったり、クラッシュすることがあります。普通は選 択しないでください。
○Load BIOS Setup Defaults
安定したシステム性能をもたらす工場出荷設定のデフォルト値がロードさ れます。

 「Award」の例:矢印キーで項目を選択、→「Enter」→「Y」→「Enter」 キーを押してロード、 →「F10」→「Y」→「Enter」キーを押して設定を保 存して再起動します。

 「バイオス」を起動できない場合は、パソコン本体から電源ケーブルを抜 いた状態でケースを開き、→マザーボード上の「ボタン電池」を取り外しま す。数分後に「ボタン電池」を取り付け、→電源ケーブルを繋ぎます。これ でバイオスの初期化が完了です。


【マスターブートレコード、ブートセクタ、ブートローダーの修復方法】

 「Operating System not found」と表示された場合は「マスターブートレ コード」や「ブートセクタ」が破損しているか、ハードディスクが破損して いる可能性があります。

 「回復コンソール」を起動、→プロンプトに「fixmbr」と入力、→ 「Enter」キーを押して「マスターブートレコード」をリフレッシュします。

 続いて「fixboot」と入力、→「Enter」キーを押して「ブートセクタ」を リフレッシュします。

「NTLD is Missing」と表示された場合は「ブートローダー」が破損してい る可能性があります。

 「回復コンソール」を起動、→プロンプトに「ren c:\ntldr ntldr.bak」 と入力、→「Enter」キーを押して「ntldr」ファイル名を変更します。これ は万一の場合のためのバックアップです。

 「Windows XP」のセットアップCD−ROMをセット、→ 「COPY Q:\i386\ntldr C:\」と入力、→「Enter」キーを押して「ntldr」フ ァイルをCD−ROMからCドライブのルートディレクトリにコピーします。


【回復コンソールのインストールと起動方法】

 「Windows XP」のセットアップCD−ROMをセット、→「スタート」→ 「ファイル名を指定して実行」とクリック、→「名前」欄に 「Q:\i386\winnt32.exe /cmdcons」と入力、→「OK」→「はい」→「OK」 とボタンをクリックします。→(起動時に選択画面が表示されるようになり ます。)

 「回復コンソール」はインストールしておかなくても「Windows XP」のセ ットアップCD−ROMから起動することもできます。

 ファーストブートドライブをCD−ROMにしておき、→電源を入れ、→ すばやく「Windows XP」のセットアップCD−ROMをセットします。

 OSのインストールと同じ要領で進めていき、→「セットアップの開始」 画面で「R」キーを押して「回復コンソール」を起動します。 詳細はバック ナンバー「1546」をご覧ください。