67歳パソコン教師の日記 NO.1892 (2005.01.09)


 読者の方から次のようなメールを頂きました。「ぼくのようなパソコンの 仕組みについて全然知らない者にとっては、西久保さんがいつも教えてくだ さるパソコンをいじるコマンドのようなことをするのは、壊してしまうかも しれない、という恐れを感じてどうしてもできません。」

 マガジンに度々書いていますが、マウスやキーボードでパソコンを操作し て、パソコンが壊れるということはありませんのでご安心ください。ファイ ルが破損したり消滅したりして、パソコンの調子が悪くなったり、起動しな くなることがありますが、これは心配ありません。

 ハードディスクの保存されているシステムファイルが破損や消滅したので すから、そのファイルを修復すればOKです。修復は「回復コンソール」を 起動して行うので少々面倒ですから、リカバリーをする方が簡単です。

 メーカー製パソコンに付属のリカバリーCDを使うと、買った時の状態に なってしまいます。後からインストールしたアプリや、保存しておいたデー タ、各種設定などのすべてが消えてしまいます。リカバリーをする前にはデ ータなどのバックアップが必要です。

 私がお勧めするのは「Acronis True Image」でCドライブをバックしてお くリカバリーです。ハードディスクが1台しか搭載していない場合は、複数 のパーティションに分割しておくことが必要です。

 Cドライブは、OS・ドライバ・アプリのインストールのみに使います。 これらのサイズはどんなに大きくても10GBを超えることはありませんか ら、その2倍の20GBもあれば充分です。これ以上大きくした分は全くの 無駄になります。

 「My Documents」と「Outlook Express」フォルダはDドライブに変更、 他のデータもDドライブに保存します。EドライブはCドライブのバックア ップと、Dドライブの重要なフォルダのバックアップに使います。

 新しいドライバ・アプリのインストールや設定を行った時にCドライブを バックアップします。所要時間は10分ほどです。このバックアップファイ ルでリカバリーをするのに要する時間は5分ほどです。

 こうしておけば、万一パソコンが起動しなくなっても、直ぐにCドライブ をリカバリーできます。データ類はDドライブに保存されているのですから、 バックアップをする必要もないのです。

 初心者の人がメーカー製パソコンをこのようにするのは難しいですが、初 心者ほどこのようなパソコンが必要です。ヘミングパソコンは最初からこの ようになっていますよ。