67歳パソコン教師の日記 NO.1929 (2006.02.21)


 数日前、起動できないことが頻繁にあるというヘミングパソコンが持ち込 まれました。ユーザーは「ハードディスクの寿命だと思うので交換して欲し い」ということです。

 パソコンが起動しなくなった場合、ハードディスクが破損してしまったの か、どうなっているのか知りたいですね。他にパソコンがあれば、そのパソ コンにハードディスクをスレーブで繋いで確認することが可能です。

 繋いだハードディスクが物理的に破損している場合は起動できません。起 動ができて、繋いだハードディスクにアクセスできるのなら、マスターブー トレコーダなどの起動に必要な部分のファイルの破損です。

 他にパソコンがない場合は上記を試すことはできません。そんな時に役に 立つのが「Bart's PE Builder」です。 パソコンの電源を入れ、→このCD をセットすると、→CDに書き込まれた、最小機能の「Windows XP」が起動 します。

 起動した「Windows XP」からハードディスクにアクセスしてみれば良いの です。ハードディスクが物理的に破損していれば認識されませんが、起動ド ライブのパーティションの異常なら他のパーティションは認識されます。

 この「Bart's PE Builder」CDの作成方法は、バックナンバーの「1401/ 1402/1786/1787」で詳しく書いてありますのでお読みください。無料で作成 できますので、万一の場合に備えて作成しておくと良いでしょう。

 最小機能と言えども「Windows XP」なのですから、自分のパソコンのため に、自分のパソコンで作らなければなりません。完成したCDをコピーして、 第三者へ渡すのは違法ですのでご注意ください。

 修理のために持ち込まれたパソコンを 「Bart's PE Builder」CDで起動 して、→ハードディスクを調べてみたところ、物理的な故障ではなく、起動 ドライブであるCドライブ(パーティション)のフォーマットがおかしくな っていました。

 また、「Acronis True Image」で作成して、Eドライブに保存したバック アップファイルも破損していました。何らかの操作ミスが原因でしょう。さ らに、このファイルをDVDメディアなどに保存していなかったという手落 ちもありました。

 Cドライブのフォーマットが正常なら、「回復コンソール」で起動に関わ るシステムファイルの修復を行なえば良いのですが、今回はCドライブにO Sをクリーンインストールして一件落着しました。クリーンインストールの 前に、自動的にCドライブのフォーマットが行なわれます。

 ハードディスクの物理的故障の診断には、ハードディスクメーカー提供の ツールもあります。空のFDをセット、→ダウンロードしたファイルをダブ ルクリックすると、→ハードディスク診断FDが簡単に完成します。1枚作 成しておくと良いでしょう。作成方法の詳細はバックナンバー「1533」をお 読みください。