62歳パソコン教師の日記 NO.199 (2000.7.16)


最近はルーターの普及で、家庭でもLANを構築している人が増えていますね。特に、無線LANなら部屋が離れていてもケーブルが不要ですから、自由にパソコンを移動できて便利です。

読者の「ヨシダさん」から、LANで使用する [IPアドレス] と [サブネットマスク] に関するご質問を頂きました。今日は、このご説明をします。

【IPアドレス】

インターネット上では使用できませんが、LAN内で使用を許されている[IPアドレス] を [プライベートアドレス] といいます。

通常取得できる [クラスC(小規模ネットワーク)] に使用が許されている [プライベートアドレス] は [192.168.1.1] 〜 [192.168.255.255] の範囲内です。 最初は [192.168.1.1] から始まり、 2台目は [192.168.1.2]、3台目は[192.168.1.3] になります。

【サブネットマスク】

[サブネットマスク] は、ネットワークの規模を表すものです。 ネットワーク内には [サブネット] を設けますが、一つの [サブネット] の場合は、[8 ビット] を割り当てるので、 [サブネットマスク] は、[255.255.255.0] となります。

2進数 [11111111.11111111.11111111.00000000] を人間に解り易い10進数で表したのが、[255.255.255.0] です。

最初の [255] と2番目の [255] の [16ビット] は [ネットワークアドレス部]、3番目の [255] の [8ビット] は [ホストアドレス部のサブネット]、最後の [0] の [8ビット] は [ホストアドレス部のホスト] に割り当てられていることを表しています。

ネットワーク内に複数の [サブネット] を設けることもできますが、同じ [サブネット] 内のPCは同じ [サブネットマスク] を設定し 、同じ [サブ ネットマスク] のパソコン同士が通信できます。

例えば、[サブネット] に [3 ビット] を割り当てた場合には、[サブネットマスク] は [255.255.224.0] となります。 [3 ビット] を2進数で表すと [11100000] です。これを10進数にすると [224] になります。

コンピュータでは2進数が使われているのはご存知ですね。2進数では、[0] と [1] だけで表します。

10進数の [1] は 2進数でも [1] ですが、 [2] は、[10] になり、[3] は [11]、[4] は [100]、[5] は [101] 、[6] は [110]、[7] は [111]、[8] は [1000]、[9] は [1001]、[10] は [1010] です。

【関数電卓】

2進数と10進数の変換は、[関数電卓] を使えば簡単です。

  1. [スタート] →[プログラム] →[アクセサリ] →[電卓] とクリックしまして、[電卓] を起動します。

  2. メニューバーの [電卓の種類] →[関数電卓] とクリックします。

  3. [2進数] にチェックを付け、 →右側の英数字ボタンをクリックして、値を入力します。

  4. [10進数] にチェックを付けると、→[10進数] に変換されます。
逆に、[10進数] から [2進数] に変換する場合は、[3] で [10進数] にチェックを付け、→[4] で [2進数] にチェックを付けます。同じようにして [16進数] との変換もできます。