62歳パソコン教師の日記 NO.233 (2000.8.25)


マックユーザーから送られてきた添付ファイルを開くことが出来ないという経験はありませんか? これはマックバイナリというデータが付属しているから開くことが出来ないのです。

マックのファイルはデータ本体とリソースの二つのデータブロックで構成されています。しかし、送信するためには一つにのファイルに纏める必要があります。そのためにデータの先頭と末尾に制御用のデータを付け加えます。これを「マックバイナリ」といいます。

マックユーザー同士でデータをやり取りをする場合は問題ありませんが、これを受信したウインドウズユーザーは開くことが出来ません。この「マックバイナリ」の先頭にある部分の [128B] を取り除かなくてはなりません。

では、問題の添付ファイルは [C:\test] フォルダの中にある [abc.jpg] ファイルという前提で進めましょう。

  1. [スタート] →[プログラム] →[MS-DOS プロンプト] とクリックします。

  2. [C:\WINDOWS>] の次に [DEBUG C:\test\abc.jpg] と入力して、→[Enter] キーを押します。

  3. [W 180] と入力して、→[Enter] キーを押します。

  4. [Q] と入力して、→[Enter] キーを押します。
以上で余計なデータが削除されました。ファイルをダブルクリックしてください。開くことが出来ましたか。

[DEBUG] コマンドはロングファイルネームに対応していませんから、予め、ファイル名を半角8文字以内、拡張子を半角3文字以内に変更しておく必要があります。

[3] で入力した [W 180] という数字は何だとお思いでしょうか。[DEBUG] に読み込まれたファイルには先頭に [256B] の余計なデータが付いてしまうのです。ですから、余計な [マックバイナリ 128B] との合計 [384B] を削除しなければなりません。

[384B] を削除するのに、どうして [180] という数字なのかとお思いでしょう。 [384] は10進数です。これを16進数に変換すると [180] になるのです。この計算方法は [No.019] と [No.199] で勉強しましたね。そうです、[関数電卓] を使えば簡単です。

当初の容量から [128B] を削除したのですが、容量は変っていません。それはファイルの末尾に [128B] のごみデータが追加されてしまうためです。