62歳パソコン教師の日記 NO.402(2001.2.24)


 今日は朝から、数日前に依頼されたホームページの作成に取り掛かっています。その合間に時々「掲示板」や「チャットルーム」を覗きに行っています。アクセス数の割には「掲示板」に書き込む人や「チャットルーム」で発言する人が少ないようです。お気軽にどんどんご参加ください。

 今日は「圧縮」と「解凍」についてです。読者の皆さんはこの言葉はご存知のことと思いますが、超初心者の方のためにご説明しましょう。

 「圧縮」はファイルを圧縮してサイズを小さくすることです。ファイルをメールに添付して送る場合は、サイズが大きいと送受信に時間がかかります。ファイルを圧縮してサイズを小さくしてから送ると送受信の時間が短くて済みます。受信した人は圧縮する前の状態に戻してファイルを開きます。

 私のところにも時々ビットマップ形式の画像ファイルがそのまま送られてくることがあります。 数日前に送られてきたBMP画像は 2,236KB もあり、受信するのに10分ほどかかりました。 これを「LZH」形式に圧縮してみると 276KB になりました。なんと、8分の1の容量に圧縮できるのです。

 圧縮されたファイルを元の状態に戻すことを「解凍」または「展開」といいます。でも「圧縮」の対語なら「復元」だと思うのですが「解凍」や「展開」という言葉はちょっと変ですね。

 言葉が変といえば、Windows もおかしいですね。いつも腹立たしく思うのは、「不正な処理を・・・」という表示です。Windows の欠陥でフリーズするのに、まるでこちらが悪いことをしたような言われ方ですね。日本語に翻訳したのはマイクロソフトの従業員なのでしょうが、言葉の使い方を知らないとしか言いようがありません。Windows95 から5年以上も経ちますが、一向に修正する気はないようです。ちょっと脱線してしまいました。

 さて、話を元に戻しましょう。「圧縮」するのは送信する場合だけではありません。フロッピーディスクにデータを保存する場合にも便利です。FDの容量は 1.44MB ですが、それより大きなデータファイルをFDに保存すしたい場合には、圧縮して小さくしてから保存すれば良いのです。

 ハードディスクに保存する場合にも便利です。普段はあまり開くことのない、しかもサイズが大きい場合などは、圧縮しておくとHDの空き容量を圧迫することが避けられます。

 圧縮したらどの程度サイズが小さくなるのだろうとお思いでしょう。それは、元のファイルの形式と圧縮に使うソフトによっても違います。僅か数パーセントまで小さくなるものから、画像形式の「JPEG」などは、形式そのものが既に圧縮されたものですから、ほとんど変わりません。

 圧縮・解凍は専用のソフトを使って行います。解凍をするだけのソフトと圧縮と解凍の両方が出来るソフトがあります。これらのソフトは「オンラインソフト」(Webサイトからダウンロードすることが出来るソフト)にいろいろなものがあります。

 「オンラインソフト」には「フリーウェア」と「シェアウェア」の2種類があります。「フリーウェア」は無料のソフトです。使わせてもらう場合はお礼のメールを出すのがエチケットです。「シェアウェア」は有料のソフトですが、価格が非常に安い、試用することが出来るなどが魅力です。下記のWebサイトには沢山のオンラインソフトがジャンル別に用意されています。

 http://www.vector.co.jp/

 オンラインソフトはWebサイトからダウンロードするという性格上、全てのソフトが圧縮されています。日本で主に使われている圧縮形式は「LZH」と「ZIP」です。 解凍ソフトをダウンロードしても、解凍ソフトを持っていなければ解凍出来ないのではと思われるでしょう。ご安心ください。圧縮形式には上記の他に「自己解凍形式」というものがあります。

 「自己解凍形式」は圧縮したファイルと一緒に解凍する道具が付いているものなのです。その分「LZH」や「ZIP」よりも圧縮したサイズが少し大きいですが、解凍ソフトを持っていない人に圧縮ファイルを送るにはこの形式を用います。

 ダブルクリックするだけで、その場(保存されているフォルダ)に解凍されます。ただし、DOS−V機で「自己解凍形式」で圧縮してMac機に送信しても解凍出来ません。このような場合は「LZH」や「ZIP」形式で圧縮して送ります。

 「LZH」で圧縮したファイルには拡張子「.lzh」、「ZIP」で圧縮したファイルには拡張子「.zip」、「自己解凍形式」で圧縮したファイルには拡張子「.exe」が付きます。

 解凍専用定番ソフトは竹村嘉人氏作成の「Lhasa」です。「Lhasa」はフリーウェア、つまり無料です。下記のサイトからダウンロードできます。ダウンロードした「Lhasaxxx.exe」をダブルクリックして、→「関連付け」欄の「LZH」と「ZIP」のボタンを押して、インストールするフォルダを指定、→「OK」ボタンをクリックするとインストールされます。

 http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/

 定番の圧縮・解凍ソフトは鬼束裕之氏作成の「Explzh」というソフトです。「Explzh」はシェアウェア、といっても僅か \1,000です。 30日間試用出来ます。ユーザー登録をしておけば、バージョンアップされた都度メールで知らせてくれますし、Webサイトから無料でバージョンアップすることが出来ます。

 http://village.infoweb.ne.jp/~fwhv5283/

 注意すべき点は、この「Explzh」で「LZH」形式を扱うには「UNLHA32.DL」が、「ZIP」形式を扱うには「UNZIP32.DLL」が必要です。これらも上記のサイトからダウンロードできます。ダウンロードをしたら解凍をして、その中の「UNLHA32.DLL」と「UNZIP32.DLL」を「C:\Windows\System\」フォルダの中に保存するのですよ。