デュアルブート(2)



デュアルブート(1)はバックナンバー No.540 をご覧ください

【起動OSの選択】

「Windows 9X/Me」と「Windows 2000」のデュアルブートパソコンを起動するとOSの選択画面で「Windows 2000」が選択された状態で表示されます。

 普段は「Windows 9X/Me」を使い、 必要な時だけ「Windows 2000」を起動するのなら 「Windows 9X/Me」が選択された状態でOSの選択画面が表示されるように設定を変更しておくと良いでしょう。

  1. 「Windows 2000」を起動して、→「コントロールパネル」を開きます。



  2. 「システム」アイコンをダブルクリック、→「詳細」タブを開きます。



  3. 「起動/回復」ボタンをクリックします。



  4. 「既定のオペレーティングシステム」を「Microsoft Windows」に変更、「オペレーティングシステムの一覧を表示する」欄右の数値「30」はOSの選択画面の表示時間(秒)ですから、これを「10」以下に変更します。



  5. 「OK」→「OK]とクリックします。
 以上の設定で、パソコンを起動するとOSの選択画面が表示されますが、「4」で設定した秒数後に自動的に「Windows 9X/Me」が起動します。

 「Windows 2000」を起動する場合は下向きのカーソルキー「↓」を押して「Windows 2000」を選択すればOKです。

【Windows 9X と Windows Me のデュアルブート】

 「Windows 9X」と「Windows Me」をデュアルブートする場合はちょっと面倒です。というのは、これらのOSはそれぞれ別の「基本領域」にインストールしなければならないからです。

 ところが 「Windows 9X」の「FDISK」では複数の「基本領域」を作成することができません。「Partition Magic」などのソフトを使って複数の「基本領域」を作成します。

 また、OSの選択をするには、マスターブートレコードに「Boot Magic」などの「ブートセレクタ」をインストールして行います。「Boot Magic」は「Partition Magic」に付属しています。

【Linux をインストールする】

 「Windows 9X/Me」と「Windows 2000」のデュアルブートパソコンに、更に「Linux」をインストールしたい場合は、 1GB 程度の「未使用領域」が必要です。これは単なる空きではなく、Windows 以外の領域のことです。この未使用領域を確保するには、ハードディスクをフォーマットしなければなりません。

 「Partition Magic」などのソフトを使えば、Windows の空き領域を「未使用領域」として開放することができます。 「Linux」の起動は「起動FD」から行います。

【仮想マシン エミュレーション】

 1台のパソコンで複数のOSを使うには「エミュレーション」という方法もあります。Windows パソコン上に仮想マシンを作り、そのマシンにOSをインストールするのです。Windows の1ウインドウとして動くので、同時に複数のOSを起動することも可能です。

 「エミュレーション」用の代表的なソフトは「VMware」ですが、価格はパッケージ版が \55,000、ダウンロード版が \45,000 もします。 複数のパソコンを置くスペースがない場合は便利でしょうが、デスクトップパソコンが\50,000 以下で買えるのですから、私ならとても買う気にはなりません。

 デュアルブートの方法は色々あるようですが、ここに書いたのはその一例です。
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