ハードディスクのクラスターとパーティション



  半角1文字は 1B(バイト)、全角1文字は 2B(バイト)ということはご存知ですね。ちょっと確認してみましょう。

  1. メモ帖を起動、→半角で僅か1文字を入力して保存します。



  2. 保存したファイルを右クリック、→「プロパティ」をクリックします。



  3. 「サイズ」欄には「1バイト(1バイト)4,096 バイト使用」と表示されていますね。

     「FAT16」を使用している場合は「32,768 バイト使用」と表示されます。

 確かに半角1文字のサイズは 1B ですが、データをハードディスクに保存すると、僅か 1B のデータでも 4,096B(4KB)の領域を使用するのです。

 「FAT16」でハードディスクが 1GB 以上の場合は 32,768B(32KB)も使用します。

 「FAT16」では 2GB 以上は認識されません。

 「FAT32」を使用できるのは「Windows 95」の「OSR2」以降のOSです。

 ハードディスクを効率良く使うために、データを保存する最小単位は「クラスター」となっています。1クラスターには1個のファイルしか保存できませんから、どんなに小さなサイズのファイルでも1クラスターを使用するのです。

 クラスターサイズとデータサイズとの差(無駄になる部分)を「クラスターギャップ」といいます。

 大きなサイズのファイルの場合は複数のクラスターにまたがって保存されます。

 「FAT32」と「FAT16」ではクラスターサイズが違いますが、ハードディスクの容量によっても異なってきます。

 「FAT32」の場合、1クラスターが 4KB というのはハードディスクの容量が 8GB 未満のときです。 容量が大きくなるに従って1クラスターサイズが大きくなります。

  8GB 〜 16GB 未満  8KB
 16GB 〜 32GB 未満 16KB
 32GB 〜 2TB 未満 32KB

 最近のハードディスクは大容量化されています。 40GB のハードディスクをそのまま使うと、1クラスターが 32KB です。これでは不経済ですね。1クラスターを 4KB にするには5個の 8GB 未満のパーティションに区切ります。

 40GB のハードディスクを5個に区切ると、1パーティションが 8GB だから、1クラスターは 8KB になってしまうと思いますね。

 40GB といって売っているハードディスクは実際には 40GB もないのです。「マイコンピュータ」をダブルクリック、→ハードディスクを右クリック、→「プロパティ」をクリック、→「全般」タブの「容量」欄に「バイト」と「ギガバイト」で表示されています。



 1KB=1,024B
 1MB=1,024KB=1,048,576B
 1GB=1,024MB=1,048,576KB=1,073,741,824B

 40GB=42,949,672,960B ですが、 40,000,000,000B を 40GB と称しています。40,000,000,000B=37.25GB ですから、5分割すると1パーティションは7.45GB となります。

 「FDISK」でパーティションを切る方法はバックナンバーをご覧ください。「Partition Magic」などのソフトを使うと、データを保存したままパーティションを切ることが可能です。
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