マックバイナリ添付ファイルを開く



 MACユーザーから届いた添付ファイルを開くことができないという経験はありませんか。MACユーザー間でデータを送信する時には「マックバイナリ」という方式で送信します。間違ってこの方式で Windows ユーザーに送信してしまうと開くことができないのです。

 Macintosh では1つのファイルがデータ本体とファイルを制作したアプリケーションの情報を収めたリソースの2つのデータブロックで構成されています。これを1つのデータとして纏めて送信する方式がマックバイナリです。

 Windows ユーザーに間違ってマックバイナリ方式で送信されると開くことができません。ただし、画像ファイルの場合は「Paint Shop Pro」などの画像管理ソフトで開くことができます。このようなソフトがなくても、このファイルからリソース部分(180B)を削除すると開くことができます。

  1. 添付ファイルを右クリック、→「名前を付けて保存」をクリックします。



  2. 「添付ファイルに名前を付けて保存」ダイアログで、任意の場所に保存します。ここでは「C:\My Documents」フォルダに「test.jpg」というファイル名で保存することにします。



  3. 「スタート」→「プログラム」→「MS-DOSプロンプト」とクリックします。

  4. プロンプトの後に「DEBUG C:\My Documents\test.jpg」と入力、→「Enter」キーを押します。



  5. 「W 180」と入力、→「Enter」キーを押します。



  6. 「Q」と入力、→「Enter」キーを押します。



  7. 「EXIT」と入力、→「Enter」キーを押し「MS-DOSプロンプト」を終了します。

 以上で「test.jpg」ファイルからリソース部分が削除され、開くことができるようになります。

 DEBUG に読み込まれると、ファイルの先頭に 256B(バイト) の余計なデータが付きます。これにリソース部分 180B を足すと 384B になります。これを16進数にすると 180 になります。「DEBUG」の内部コマンド「W 180」はこれを削除して元のファイル名で保存するものです。

 以上でリソース部分が削除されます。ただし、削除した 128B と同じサイズのごみデータが追加されますから、見た目のサイズに変化はありません。

 「MS-DOS」ではファイル名は半角8文字以内、拡張子は半角3文字以内という制約がありますから、ロングファイル名が付いていたらファイル名を半角8文字以内に変更してから DEBUG を行ってください。
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