64歳パソコン教師の日記 NO.735 (2002.2.26)


 昨日の午後は大変な目に遭いましたが、あれで終わりではなかったのです。マガジンの配信予約を終えた後、またパソコンが不安定になってきました。 やはり、OSの再インストールをして、完全に修復しようと思いました。

 でも、クリーンインストールをするとなると、OSのインストール後のドライバやアプリのインストール、各種設定などで一週間はかかります。そこ で、上書きインストールをすることにしました。

 昨夜の10時頃に始めたのですが、OSのインストールが始まって間もなく、「 asms がありません。システムのCD−ROMのパスを入力してくだ さい」と表示されて止まってしまいました。パスを入力しても止まったままです。

 10回ほど繰り返しやってみましたが駄目です。先ほどのインストール途中の画面が表示され、その先へ進むことができません。全く起動できなくな ってしまったのです。

 Cドライブに「Win XP」、Dドライブに「Win 2000」をインストールしていたのですが、起動ドライブの「Win XP」がインストールの途中で止まって しまったのですから「Win 2000」を選択する画面も表示されないのです。

 これではお手上げです。またも懲りずにデルコンピュータのサポートに電話をかけました。夕方の若い男性とは違い、親身になって対応はしてくれた のですが、返事はやはり「ハードディスクをフォーマットして、クリーンインストールするしか方法はありません」ということです。

 でも、それではCドライブに保存されているメールやアドレス帖が消えてしまいます。最近は忙しかったので、返事を出していないメールが100通 以上も溜まっているのです。

 なんとかして、このメールだけは確保したいという思いがありますから、Cドライブのフォーマットはできません。早々に電話を切って、何か方法は ないものかと考えました。

 他のパソコンに「Win XP」をインストールして、インストールされた「asms」をCD−Rに保存して、そこからインストールしたらインストールでき るのではと考え、早速実行しました。

 失敗でした。まったく反応がありません。無理もないです。「馬鹿な考え休むに似たり」と言いますが、コップ酒をぐいぐい飲みながらやっていては 同じようなものでしょうね。

 そうこうする内に午前4時、焦ってきました。お昼から宅建協会でパソコンの講習会がありますから、その準備をしなければなりません。明け方の冷 え込みで酔いも醒めてきました。

 そこで別のアイデアが思い浮かびました。Eドライブに「Win XP」をインストールしたら、それが起動するのではないだろうか、というものです。1 時間近くかけてインストールしました。

 神にも祈る気持ちで再起動しました。やったー! OS選択の画面が3個「(Win XP(E)/WinXP(C)/Win2000(D)」が表示され、インストールしたばかり のEドライブの「Win XP」を選択すると、見事に起動しました。

 早速、エクスプローラでメールとアドレス帖をEドライブにコピーして、救出に成功したわけです。嬉しかったですね。メーカーのサポートでは、ク リーンインストールしか方法がないと言っていたのです。

 最悪の場合は、クリーンインストールをすれば良いという考えがありましたから、いろいろな方法を試すことができたのです。とりあえず、Eドライ ブの「{Win XP」に最低必要なドライバをインストールしました。6時を過ぎて、戸外には明るさが増していました。

 私は嬉しさのあまり、デルコンピュータのサポートへ結果を報告しました。「そんな方法があったのですか!初めて知りました。参考にさせて頂きます」 と、お礼を言われました。

 夕方5時には講習会を終え、帰宅途中にふと思いました。あのようにトラブルが頻発したのはウィルスのためじゃないのか? 帰宅後、ウィルススキ ャンをかけましたが、感染はしていませんでした。

 NT系OSは安定性があると言われていますが、意外と脆いところもあるのですね。昨日の早朝から一睡もしていませんが、危機を脱出できたので気 分壮快です。このようなことがあるからパソコンは楽しいのですね。