64歳パソコン教師の日記 NO.825(2002.6.5)


今日はフォーマットについて書きましょう。

 ハードディスクや外部メディアは製造されたままでは記録することができ ません。そこで、ディスク上を区画整理して書き込める状態にすることをフ ォーマットといいます。書き込まれたデータを削除することだけではないの です。

 この区画整理の方法はシステムによって違うため、マックパソコンでフォ ーマットしたものにウインドウズパソコンで書き込むことはできません。勿 論、マックで書き込んだフロッピーディスクをウインドウズで読み取ること はできません。

 フロッピーディスクにマック用とDOS−V用があるのは、それぞれの形 式でフォーマットしてあるからなのです。フォーマットされていないものも 売っています。そのまま書き込むことができても、読み取ることはできない 惧れがあります。

 未フォーマットのフロッピーの場合は、必ず通常のフォーマットをしてか ら使います。1度通常のフォーマットしたフロッピーディスクは、2度目か らはクイックフォーマットでOKです。

 フロッピーディスクをフォーマットするには、マイコンピュータやエクス プローラで「3.5インチ FD」を右クリック、→「フォーマット」をクリック します。「フォーマットの種類」に「起動専用」というのもありますが、こ れはOSのインストール時に使う「起動ディスク」とは違います。

 ハードディスクも、右クリック、→「フォーマット」をクリックしてフォ ーマットすることができます。間違ってフォーマットしないように気を付け てください。OSをクリーンインストールする場合は、起動ディスクを使っ て起動、→「FDISK」から「FORMAT C:」のようにコマンドを入力して行いま す。

 ハードディスクも同じです。交換したばかりのハードディスクが直ぐに使 えるのは、フォーマットされているからです。でも、装着したパソコンで、 上記のように「FDISK」からフォーマットを行った方が安心です。

 装着したハードディスクをパーティションに分割する(切る)場合は、分 割した後に、それぞれのドライブをフォーマットします。

 以前、ハードディスクをフォーマットしても、専用のソフトを使えば読み 取ることができると話題になりました。完全に読み取ることができないよう にするソフトもあります。

 私は昨年、誤ってCドライブをフォーマットしてしまったことがありまし た。Cドライブにはアドレス帳やメールデータなどが保存されていたので慌 てました。

 話に聞いていた「Final Data」というソフトを買い、復元を試みました。 完全ではありませんが、かなりの部分は読み取ることができました。読み取 ることができなかったのは、上書きされた部分です。

 この経験から、重要なデータを完全に消してしまうには、意味のないデー タをハードディスク一杯に書き込めば良いと思います。大きなサイズのファ イルはWAVなどでしょう。

 ハードディスク一杯にWAVファイルを書き込めば、先に書き込まれてい たデータは読み取ることができなくなります。

 古いパソコンを捨てる場合は、ハードディスクを壊せば良いですし、売る 場合は、上記のようにすれば良いと思います。