64歳パソコン教師の日記 NO.916 (2002.9.12)


【システムの復元】

 Windows Me/XP には「システムの復元」という機能があります。下記の時点で復元ポイントを自動作成する他に手動でも作成できます。

1.Windows をインストール後、最初の起動時
2.連続起動10時間毎
3.累積起動24時間毎
4.「ウインドウズアップデート」を実行する前と「ウインドウズインストー  ラ」を使用してアプリケーションソフトをインストールする前

 トラブルが発生した際に「ウインドウズ」と「アプリケーションソフト」などを選択した復元ポイントに復元します。新規保存や上書き保存、削除し たファイル、メールデータ、アドレス帳などは復元されません。

 ここで注意しなければならないのは、自己解凍形式圧縮ファイルです。拡張子が「.exe」ですから、実行ファイルとして復元されてしまうことです。 復元ポイントより後に作成したりダウンロードしたものは消失してしまうのです。

■システムの復元用ディスク領域の変更

 Me の場合

  1. デスクトップの「マイコンピュータ」アイコンを右クリック、→「プロパティ」をクリックします。→「システムのプロパティ」が表示されます。

  2. 「パフォーマンス」タブを開き、→「ファイルシステム」ボタンをクリックします。→「ファイルシステムのプロパティ」が表示されます。

  3. 「ハードディスク」タブを開き、→「システムの復元に使用するディスク領域」欄のスライドバーをドラッグ、→「OK」→「OK」とクリックし  ます。

 XP の場合

  1. 「スタート」ボタンをクリック、→「マイコンピュータ」を右クリック、→「プロパティ」をクリックします。→「システムのプロパティ」が表示  されます。

  2. 「システムの復元」タブを開き、→「利用可能なドライブ」欄のドライブを選択、→「設定」ボタンをクリック、→「使用するディスク領域」欄の  スライドバーをドラッグ、→「OK」ボタンをクリックします。 複数のドライブがある場合は、それぞれのドライブを選択して同じ操作を行います。
■システムの復元機能を無効にする

 Me の場合

  1. 「ファイルシステムのプロパティ」の「トラブルシューティング」タブを開き、→「システムを復元しない」にチェックを付け、→「OK」ボタン  をクリックします。

 XP の場合

  1. 「システムのプロパティ」の「システムの復元」タブを開き、→「すべてのドライブでシステムの復元を無効にする」にチェックを付け、→「OK」  ボタンをクリックします。

  2. XPでは、ドライブごとに設定できます。ドライブを選択、→「設定」ボタンをクリック、→「このドライブのシステムの復元機能を無効にする」に  チェックを付け、→「OK」ボタンをクリックします。→ドライブの「状態」欄が「無効」になります。有効の場合は「監査」と表示されます。

 この「システムの復元」機能は、私がこれまで使ってみた結果、あまり信頼出来るものではありません。というのは、ウインドウズの中にある機能で すから、他のシステムと同じようにトラブルを起こしたり破損することがあるからです。

 あるべき筈の「復元ポイント」がなかったり、復元が失敗することが度々あります。また、ウインドウズが起動しなければ「システムの復元」を行う ことができません。

■「システムの復元」と「パルスマン」の違い

  1. 「パルスマン」は、ウインドウズの外で作動していますから、ウインドウズが起動できない場合でも復元できます。

  2. 「システムの復元」は、それぞれの「復元ポイント」をバックアップしておき、それを使って復元するため、大きなディスク領域を必要とします。 「パルスマン」は保存時の状態を保護(変更禁止)するだけなので、この時点ではほとんどディスク領域を使いません。その後の変更分だけを保護  領域外に保存するので僅かなディスク領域で済むのです。