64歳パソコン教師の日記 NO.929(2002.9.25)


 パソコンやワープロが無い時代の手紙は手書きが普通でした。手書き文字 には人それぞれの個性があり、文章と共に人柄や年齢・性別などを推測する ことができ、心も伝わってきたものでした。中には、見惚れてしまう達筆も あります。

 パソコンが普及し、Eメールで連絡を取り合うようになると、手書きの手 紙に触れることは稀になりました。活字で打たれた文字には上手下手がなく、 老若男女の区別もありません。これで私は助かっているのですが・・・

 意思と心を伝える手段は文章だけなのです。それだけに、文章の持つ役割 はより大きくなったと言えるでしょう。ところが、文章云々以前の問題です が、宛名、送信者名の記載さえもないメールが多いのです。

 「質問、急ぐので至急答えてください」こんなメールには、宛名、送信者 名は勿論ありません。メールでのご質問にお答えすることは時間的に無理な のでお断りしていますが、このようなメールには時間があっても返事を出す 気にはなれません。

 質問メールの中には、何とか時間を作って教えてあげようと思うものもあ ります。取り掛かっている仕事に区切りがついたら返事を書くつもりでいる と、数時間後には2通目のメールが届き「再送、どうして直ぐに返事をくれ ないのですか」と書いてあります。

 自分の都合だけを考えて、相手の都合など考える必要はないと思っている のでしょう。こういう類の人に急いで教えてあげても、答を聞いたらもう用 はないのでしょうか、返事は来ません。地球は自分を中心に回っていると思 い込んでいる人がいかに多いことか・・・

 「ご質問はPC質問箱でお願いします」と返事を出すと「私は初心者です から掲示板で質問したくないです」と言ってくる人もいます。初心者だから 面倒見るのが当然だと言うのでしょうが、そのために掲示板があるのです。

 ホームページのアクセスカウンターは、3桁の2ペアと3桁の逆数字が毎 日、万単位切り番と2桁の3ペアは10日に1度出ます。万単位切り番と2 桁の3ペアは前後賞ありです。合計すると10日に26回、1ヵ月間に78 回のチャンスがあります。1ケ月に60人ほどの方からカウンターゲットの 連絡が届きます。

 プレゼントCD−Rの内容はその都度修正します。お名前の画像をペイン トショップで作成し、ラベルにもお名前を入れて印刷しますから、1枚作成 するのに1時間はかかります。費用も年間20万円以上かかります。

 貧乏を省みず、読者の方々に喜んで貰いたいという思いから続けています が、ゲットした方からの連絡メールの中にはCD−Rの送り先だけしか書い ていないものもあります。まあ、それでも用は足りるわけですが、一言書き 添える気持ちが欲しいものです。

 CD−Rは書留で送れば良いのでしょうが、書留料 \350 が増えると費用 が倍増しますから、普通郵便で送っています。発送しても、無事に届いたか なあと返事があるまで心配しています。

 ほとんどの人は、受け取った旨をメールで知らせてくれますが、中には音 沙汰なしの人もいます。こちらでは届いたのか判りません。お礼のメールを 待っているのではありません。届いたことが判れば良いのです。メールの内 容がどうのこうのと言う以前のマナーです。

 横道に逸れてしまいましたね。メールの文章のことが主題でした。事務的 なメールなら、用件が確実に伝われば良いのですから、箇条書きでも良いで しょう。個人的なメールの場合は、用件の他に心も伝えたいものです。

 小説ではありませんから、美辞麗句を並べたり名文句を書く必要はありま せん。面と向かって話をする場合は、自分の意思はほぼ相手に伝わります。 言葉が足らない部分を態度や表情が補ってくれるからです。

 次は、電話で会話をしていると思ってください。態度や表情は相手に見え ませんが、まずまず伝わるでしょう。声の表情と言葉で補っているからです。 改まって文章を書こうとするよりも、先ず、電話で話しているつもりで書い てみることです。

 ここで足りないのは声の表情です。「ありがとう」と弾んだ言葉で言えば 喜んでいるいる気持ちが伝わりますが、ぶっきら棒に言えば口先だけという ことになりますが、文字の場合はどちらにも受け取られます。

 声の表情を文字で付加するのです。「ありがとう、嬉しいです」と書けば 喜んでいるいる気持ちが伝わります。もっと喜びを伝えたければ「ありがと う、こんなに嬉しいことは久々です」でしょうか。「ありがとう、こんなに 嬉しいことは生まれて初めてです」あまり大仰過ぎると嫌味に受け取られま すね。

 メールの場合は顔文字を使うという手もありますね。「ありがとう!とて も嬉しいで〜すヽ(^o^)丿」 64歳の爺さんが書いたら笑われますが・・・ 64歳の女性なら、可愛らし〜いと思われるでしょう。

 私自身、文章を書くことは苦手です。毎日、マガジンで下手な文章を書い て恥を晒しています。でも、何事も慣れですね。いえいえ、文章を書くこと に慣れたのではありません。恥を晒すことに慣れたのです。

 くだらないことを書きましたが、大切なのは「相手の気持ちを考え」て、 「心を込めて書く」ことですね。