64歳パソコン教師の日記 NO.945(2002.10.16)


 私がこのマガジンでウィルスについて書き過ぎたせいでしょうか、ウィル スに対する恐怖心を煽り立ててしまったようで反省しています。ヘミングメ イトの入会や、掲示板に書き込むのを躊躇されている人もいるようです。

 ウィルスメールが送られてきても、ウィルス対策ソフトやプロバイダのウ ィルスチェックサービスを利用していれば心配することはありません。軽挙 妄動しているのはウィルス対策を講じていないユーザーです。

 私は毎日100通以上のウィルスメールを受信していますから、今年だけ でも2〜3万通のウィルスメールを受け取ったことになりますが、一度も感 染していません。「Backdoor」ウィルスも多数送られてきますが、迅速な対 応をしてくれる「Norton AntiVirus」がガードしてくれているからです。

 しかし、こう数が多いとウィルスを処理する時間がかなりかかります。こ れが私が受ける被害です。1日数通なら問題にすることもないでしょう。イ ンターネットの恩恵を享受するには、それくらいのデメリットは仕方ないと 考えるべきでしょう。

 新種のウィルスが続々と登場しています。ウィルス対策ソフトはこれに対 応して、頻繁にアップデートを繰り返しています。ウィルス対策ソフトを使 っていても、常にアップデートをしていなければ新種のウィルスに感染して しまいます。自動アップデートをオンにしておきましょう。

 パソコンにプリインストールされているウィルス対策ソフトは、宣伝のた めの期間限定体験版ですから、期間を過ぎるとアップデートはできません。 期間内に製品版を購入することをお勧めします。

 オンラインの無料ウィルスチェックをして、ウィルスが検出されなかった と安心している人もいますが、その直後に感染するかもしれないのです。ま た、ウィルスが検出されても駆除はできません。

 どちらにしても、お金を払ってウィルス対策ソフトを購入しなければなり ません。それなら、最初から安心してパソコンを使う方が良いでしょう。

 無料のウィルス対策ソフトもあります。私は使ってみたことがありません から評価はできませんが、大手メーカーの有料ソフトと同等の効果があると は思えません。

 例えば「Norton AntiVirus」の場合、世界中での売上は莫大な額でしょう。 そのお金を使って世界中からウィルスの情報を収集し、大勢の専門家が対策 を講じ、迅速に対応できるのです。

 しかし、ウィルスを作って世界中に撒き散らし、多大な損害を与える人間 と、ウィルス対策ソフトのメーカーとの関係も不思議です。ウィルスの脅威 が増えればソフトの売上が増えますから、新種のウィルスがどんどん出てく れば儲かるのです。

 そのウィルスに対応する専門家に一番適しているのがウィルスを作った人 間です。作った人間なら、その対策も簡単でしょう。メーカーではそのよう な人間を多数雇用していると聞いたことがあります。それが事実ならマッチ &ポンプですね。

 ウィルスを作る人間は愉快犯だと思っていましたが、強烈なウィルスを作 ることで、高給で雇用されるとしたら、自分の技術をアピールする就職活動 ですね。なんとも不思議な世界です。

 もしもそのような事実が判明したら、世界中のパソコンユーザーは、その 会社のソフトをボイコットしなければならないでしょう。